下記は2022年6月のYahoo
ニュースの記事です。
テストで高得点を取るのが目
標になってしまって結局は話
せない、そんな風になっている
世の中が少しづつ変わるかも
しれない、変わったら良いな、
と思った次第です。
やはり簡単ではあっても「使え
る英語」「自分の言葉で話す」
というのはとても大事な事だ
と改めて思いました。
英語能力を図るテストと言えば、
TOEIC。その常識が変わり始めて
いる。 外国籍の社員の多い企業
を中心に、TOEICリスニングテスト
&リーディング(L&R)で測定され
る読解力ではなく、むしろ英語で話
したり、英語でチャットしたりするス
キルが重視するようになっている。
社内の公用語を英語化している
HENNGE(ヘンゲ)では、TOEIC
(L&R)だけだった基準を変更し、
2020年から4技能(読む・聞く・書く
・話す)を評価する制度に変更。
また東京オフィスのエンジニアリング
組織の半数が外国籍社員というメ
ルカリでも、求人募集に記載する英
語レベルをTOEICから国際的な指
ほか、独自開発のスピ─キングテ
ストを導入して会話レベルを判定
している。 こうした「脱TOEIC」の
背景にあるのは、エンジニアなど
外国籍人材を獲得するため、企
業が英語利用を進めていること
が背景にある。
ただTOEICの場合は、L&R
テストの点数に、スピーキング
とライティングをテストするTO
EIC(S&Wテスト)の点数を
合計して評価されるため、こ
れまでは評価されていなかっ
た「話す・書く」能力も求めら
れるようになった。 「英語を
勉強する目的は何かを改め
て考えると、英語を使って仕
事を成立させることです。
これまでは結果的に読む・聞
くにこだわる評価基準になっ
ていましたが、まずは英語で
何ができるようになりたいか
の基準を作り、4技能すべて
を評価する仕組みが必要だ
と考えました」また人事評価
も変更。英語力がないと昇進
できない制度を、英語レベル
が上がれば、収入が上がる
加点制に切り替え、自発的な
学習を促している。
LETの親松雅代マネジャー
は、独自のスピーキングテ
ストを導入した理由につい
て、こう説明する。 「過去に
はさまざまな英語教育サー
ビスを使って、時間とお金を
かけて英語を学んでいまし
た。しかし、レッスンから職
場に戻ると、英語を話せな
い社員が多かった。それは
レッスンの目的がTOEICス
コアだったことも原因の一つ
だったと思います。また外部
の学習サービスでは、何年
もかけてやっと初級が終わ
るようなものもありますが、
それではビジネスのスピード
に追い付きません。より短時
間で実務に直結する内容を
学ぶことを目指しています」